チャリティー・スマイル・ラン2018~FUN!RUN!JAPAN!今度こそ!~②
投稿日:2019年01月24日

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今年もみんなでお勉強

どきどきの結果発表の前に、今年も恒例のステージイベントタイム。
盲導犬、聴導犬、介助犬の3つの補助犬のお仕事について知るデモンストレーション。
そして、障がいのある人と一緒に走る「伴走」についてのレクチャーの時間です。

今年のトップバッターは、介助犬。
物をカゴに入れたり、扉の開け閉め、靴の脱ぎ履き等、一緒に生活するユーザーによってカスタマイズして訓練をすることを教えてくれました。

小さな箱の扉を開けようとする介助犬

続いて、聴導犬。
ユーザーが知りたい音について、教えてくれます。
例えば自転車等のベル。ベルが鳴ると立ち上がってユーザーに知らせることで、安全を守ります。

立ち上がりユーザーを押して音を知らせる聴導犬

最後は、盲導犬。
盲導犬は今年も実際に盲導犬と生活するユーザーが登場。
補助犬を連れているという理由で入れないところは無い。
困っているユーザーを見つけたら、「お手伝いしましょうか?」と声を掛けて欲しい。等、実際の生活に根差してお話してくれました。

ステージで話をする盲導犬ユーザーとデモンストレーター
参加ランナーの皆さんは大人もお子様も、それぞれの補助犬のお仕事の様子や、ユーザーのお話に真剣に耳を傾けていました。

最後は伴走教室です。
伴走に大切なこと
「安全第一」「走りやすさ」「気配り」「情報の提供」という4つのポイントを中心にお話してくれました。

ステージで伴走の説明

基本となる4つのポイント。
これは、日常の声かけにも通じるものがありますね。

お待ちかね!結果発表!!

そしてついに、結果発表!!
まずは、皆で目指した日本一周(4,697km)の結果です。
過去2年は達成出来なかったこの目標、三度目の正直なるか…。

通過したエリアが紹介されていき…。

スクリーンに途中経過が映し出される

最後に表示されたのは…?

スクリーンに目標達成の文字

「目標達成!」の4文字が!!

途中は苦しい場面もありましたが、皆さんの最後の頑張りが効き、初の達成となりました!
これには会場もスタッフも大喜び!!

喜んで立ち上がる子供

嬉しい雰囲気の中、続いて特別賞や飛び賞等。
「エントリーが1番賞」や最年少の居るチームに贈られる「ひよこ賞」
10単位での飛び賞等、チャリティー・スマイル・ランは賞のお楽しみも盛りだくさん。

喜びで両手を上げるチームのメンバー

上位3チームは、檀上で特別なプレゼントが贈呈されます。
今年の1位は、元気いっぱいのこちらのチーム。
3時間でなんと52km以上も走りました!!
優勝チームのメンバーが壇上に並ぶ

これからも広めたい「みんなで楽しむ一日」

イベントを通じて新たなことにチャレンジしようとする方。
運動が苦手でも、この大会は楽しいと参加してくれるお子様。
「一緒に応援の輪を広めたい!」と楽しく走って盛り上げてくれるがっつりランナーさん。

チャリティー・スマイル・ランには、障がいのあるなしに関わらず、こんな方たちが参加して下さっています。
そんな皆さんが楽しむ姿を見る度、障がいがあっても無くても、ひとつの事を皆で楽しむことで、「垣根なく共存できる社会」が、確実に広がっていることを実感し、そしてその輪をもっともっと広げていきたいという思いが強くなっていきます。

集合写真。手前に車いす参加者。後ろのスタンドに全員が並ぶ

「同じ想いで楽しむ皆と、一年に一度このイベントで再会できるのが嬉しい!」
「チーム競争だけじゃなく、全員で目指す目標があるのが楽しい!」
「この大会でランナーデビューを目指して、練習してきました!」
今年も参加者やご協力者の皆さまから、嬉しいお声を沢山いただきました。

ご参加頂いた皆様、そして全国の皆さま。
今年も沢山のあたたかい応援をありがとうございました。
これからも、チャリティー・スマイル・ランを通じて障がい者と健常者の垣根の無い社会の輪が広がっていくよう、応援よろしくお願い致します。

夕焼けの中スタジアムを後にする盲導犬ユーザー

通販部チーフ 岩間
テキスト:通販部リーダー 岩間

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