2019年3月10日、犬と人の為の大型複合施設WANCOTTにて、イベントを開催しました!
チャリティーグッズの販売の他、日本盲導犬協会のご協力により、一日2回のデモンストレーション、ハーネスを外した盲導犬とのふれあいも行いました。
1日を通して、犬と暮らす皆さまに、盲導犬をより身近に感じて頂くきっかけとなりました。
デモンストレーションでは、実際に盲導犬と歩くユーザーの碇谷(いかりや)さんと現役の盲導犬ジーンが、普段の生活についてお話をしてくれました。
ハーネスを外して過ごすジーンの自宅での様子や、盲導犬と歩き始めたきっかけ。
普段ジーンとどの様に歩いているのか、紹介してくれました。
盲導犬はカーナビの様に目的地に連れていってくれる訳ではなく、3つのお仕事を元にユーザーと歩いていること。
・曲がり角を見つける
・段差を見つける
・障害物を見つける
この3つを見つけた盲導犬の反応を受けて、ユーザーの碇谷さん自身が指示を出しながら目的地まで歩いていくのですね。
次に、ユーザー碇谷さんからのお願いごと。
「道を歩いている盲導犬ユーザーを見かけた時、もしキョロキョロしている様子があったら、道に迷ったり、声を掛けられそうな人を探している可能性があります。
その時はぜひ、「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくれると嬉しいです。」
方角を知りたい。
駅まで一緒に行って欲しい。
今いる場所を知りたい。
困りごとは一人ひとり違いますが、視覚に障がいのある方が自分たちから声をかけるのはなかなか難しいこと。
皆さんからの「お手伝いしましょうか?」の一言がとても助かるそうです。
盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法は、私たちの作成する「声かけパンフ」でもご紹介しています。
ぜひこちらの記事もご覧くださいね。
リンク:「盲導犬応援プロジェクト」vol2~声かけパンフ完成、そして配布開始!
最後に、犬を連れている方が知っておきたい、こんなことも教えてくれました。
「犬を連れて盲導犬の近くを通る時は、犬を連れていると、一言声をかけてくれるとありがたいです。
犬がいることが分かれば、私たちも配慮が出来ます。
気配を消すことなく、声に出して状況を伝えてくれると嬉しいです。」
参加された皆さまも、大きく頷きながら真剣に聞き入っていました。
お話の後は、特別に盲導犬ジーンのハーネスを外して、ふれあいタイムとなりました。
お仕事中の盲導犬はもちろん触ることが出来ないので、貴重な体験に皆さん興味津々で、ジーンとのふれあい、ユーザー碇谷さんとのお話を楽しんでいました。
チャリティーグッズも大好評!
大人気泉屋クッキーや、愛犬用のおやつやおもちゃ。
楽しいお買い物で盲導犬を応援して頂きました。
犬と暮らす方たちにとって、働く犬たちに関心はあっても、実際に目にする機会は少ないと思います。
今回のイベントを通じて、盲導犬をより身近に感じて頂けたら、嬉しいです。
WANCOTTさんでは、以前より様々な取り組みで盲導犬を応援頂いています。
今日も、ラウンジでは、私たちの配布している「声かけパンフ」そして日本盲導犬協会のパンフレットを置いて下さっていました。
WANCOTTさん、そしてお越し下さった皆さま、本日もありがとうございました!
横浜の犬と人の為の大型複合施設WANCOTTのホームページはこちら
テキスト:通販部リーダー 岩間