2018年11月25日。
チャリティー・スマイル・ランの開催日は、何故かいつもお天気に恵まれます。
この日も、朝から気持ちの良いお天気!!
早くからスタッフやボランティアの皆さんが日産スタジアムに集まってきましたが、チャリティー・スマイル・ランではボランティアの方々、にもイベントの顔として大会を盛り上げて頂いています。
入念な打ち合わせは欠かせません。
参加者の皆さまのお迎えの準備をしていると、日産スタジアムのゲートの外も、次第に賑やかになってきました。
今年も笑顔でランニングスタート!
チャリティー・スマイル・ランも今年で7回目。
2018年大会も、大会の発起人、盲導犬ユーザーの関東様の楽しい大会宣言でスタートしました!
今年のコースは、選べる2種類。
2km/周のコースと、1km/周のコースです。
初めて大会に参加するちびっこやブラインドランナーさん等、「初」チャレンジが多い1kmコース。
障がいのある人もない人も、「がっつり」走る人が多い2kmコース。
更に、チーム毎の順位とは別に、全員で日本一周の達成(4,697km)を目指します。
今年もチームそれぞれのペースや走り方で、3時間の完走を目指し、スタートしました。
ある車いすランナーチームは、大人の方が伴走として、ちびっこ車いすランナーと一緒に走ります。
毎年参加されるランニング仲間の皆さんも、笑顔で楽しく走っています!
普段はベッドでの生活を送っている女の子も、この日はママと一緒に歩く姿を見かけました。
すっかり顔なじみの方も、はじめましての方も、思い思いにこのイベントでのランニングを楽しんでいる姿を見るこの時間は、「障がいのあるなしに関わらず、皆で楽しむ」を実現出来ていると、強く思います。
盲導犬ユーザーから、ランナーへのエール
今年は、ランニング中に、3組の盲導犬ユーザーが、楽器の演奏や歌で参加ランナーにエールを送りました。
トップバッターは、「癒しの実」のお二人
フルート担当の奥様と、ギター担当のご主人の優しい音色が広がります。
お二人はなんと、演奏の後に皆に混ざってランニングにも参加されました!!
続いて、トロンボーンソリストとして活躍する「鈴木加奈子」さん。
ランニングも半ばで疲れが出てくるランナーに、トロンボーンの明るい音色で元気を届けます。
最後を飾るのは、「姫としもべと看板娘」のお二人。
歌担当の奥様とギター担当のご主人の、こちらもご夫婦ユニットです。
おしゃれなアレンジの曲や、楽しいオリジナル曲がランニング終盤のランナーの背中を押します。
さらに!毎年恒例のチアリーディングももちろんあります!
今年は、横浜F・マリノス公式チアリーディングチーム トリコロールマーメイズの他、
ユースチームとシニアチームも応援に駆けつけてくれました。
笑顔でフィニッシュ
チャリティー・スマイル・ランは、3時間を走る、時間制のランニングです。
次第にゴールする方が増えてくるとこのイベント恒例の嬉しいシーンを今年も見ることが出来ました。
それは、チーム全員で手をつないでゴールする光景。
誰からともなくこのゴールシーンが始まり、ゴール付近は大変盛り上がります。
チームの皆さん、そして周りの方と自然と盛り上がるこのシーンは、スタッフが好きな光景のひとつでもあります。
こうして、沢山の笑顔と共にランニングが終了しました。
ランニングが終了すると、盲導犬、聴導犬、介助犬のデモンストレーション。
そして、結果発表!!
参加者全員目標の「日本一周」は達成出来たのでしょうか…?
テキスト:通販部リーダー 岩間