10月16日、くもり
お天気が少し心配ではありましたが、今年も朝から、日産スタジアム周辺は、盛り上がっていました。
チャリティー・スマイル・ラン2016~TEAM DOGS~
今年も、開幕です!
10:45 TEAM DOGSのランニングがスタート
盲導犬ユーザーでランナーの関東様による開会宣言によって、今年も大会が始まりました。
今年のテーマは~TEAM DOGS~
「参加者のみなさまが補助犬になる」為に、
皆が補助犬変身Tシャツを着ています。
10:45、それぞれのランがはじまりました。
今年のランナーの皆さまも、様々な年代、それぞれの走り方で参加されていました。
親子で一緒に走るチーム
小さなお子様が頑張っているチーム
ブラインドランナーチーム
車椅子ランナーチーム
他にも、もちろん、馴染みのランニングチームでの参加や、
会社の仲間たちとの参加等…。
多種多様なチームが、それぞれのペースでランニングを楽しんでいました。
ですが、今年のチャリティー・スマイル・ランは、ただ走るだけではありません。
「参加者全員で日本一周と同じ距離を走り、日本中に補助犬旋風を巻き起こそう!」という大会目標を掲げていました。
定期的に参加者全員の走行距離が、大型ビジョンに表示されます。
今年のランニングは、前半・後半の2部制となっている為、お昼休憩をはさみます。
前半は、丁度日本を半分くらいまで回ったところで終了となりました。
休憩中のお楽しみ
お昼の休憩中は、このイベントのもう一つの目玉!
補助犬デモンストレーションがステージにて行われました。
日本介助犬協会様による、介助犬デモンストレーション。
日本聴導犬推進協会様による、聴導犬デモンストレーション。
日本盲導犬協会様による、盲導犬デモンストレーションと盲導犬ユーザーのお話。
「補助犬」と呼ばれる全ての犬たちのデモンストレーションを一度に見られるまたとない機会に、お子様はもちろん、大人の方もステージにくぎ付けになっていました。
今年は更に、日本盲導犬協会より、多くの名盲導犬を世に送り出した多和田様にお越しいただき、「愛犬のしつけ方」についてお話を頂きました!
毎年恒例の伴走教室では、世界遺産ランナーの青木ヒロト様、ブラインドランナーの郷様にお話頂き、参加者の皆さまもその場で立ち上がって体験をし、視覚に障がいがある方のランニングについて理解を深めました。
出店ブースも、参加者の楽しみのひとつです。
今年もふれあいブースやケータリングカー等、様々なブースが参加者でにぎわいました。
後半スタート
沢山学び、そして体も休めたところで、後半のランニングがスタート。
後半、疲れもたまってきているのでは…。
というスタッフの心配をよそに、ランナーの皆さまは、朝と変わらない元気で走り出しました。
終了が近くなると、トリコロールマーメイズ(横浜F・マリノス公式チアリーディングチーム)による応援も行われ、フィニッシュに向けてランナーの気合いも盛り上がります。
今回のランニングは、制限時間をもって終了となりましたが、今年もゴールゲートは大賑わいで、皆さま思い思いのフィニッシュを迎えていました。
大会目標の「日本一周達成」は…
残り約400kmを残して、惜しくも達成なりませんでした。
しかし、参加者の皆さまからは「来年こそは日本一周するぞ!」と、意気込みの声も聞こえてきて、思わず私たちスタッフも励まされます。
表彰式、閉会式も終わり、今年も沢山の応援の輪の広がりに感謝をしながら
チャリティー・スマイル・ラン2016~TEMA DOGS~は閉幕となりました。
優勝チームは、全員中学生で構成されたチーム。
なんと、前半後半計3時間で、48.96kmのランニングを達成しました。
本当に、おめでとうございます!
今年の大会では、全部で941名の方と一緒に、補助犬応援の輪を広めることができました。
ランナーの皆さま、そして、全国からこのイベントを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
この暖かい一日を心に刻み、これからも補助犬の育成応援、障がい者の社会参加の応援を盛り上げていきたいと思います。
皆さま来年も、どうぞよろしくお願いいたします。