63万部配布!広がりつつある声かけの輪
投稿日:2021年05月07日

「みなさまのおかげです!」日本全国に63万部配布しました!

2021年4月に向けた目標を、大幅達成!

「お手伝いしましょうか?」の声掛けを広める為、2017年5月から配布している「声かけパンフ」。
2021年4月までに50万部配布達成の目標を掲げたのは、2019年秋のことでした。そして現在目標を大幅に超え、63万部まで配布されています。
スタート当時に比べ、より多くの方に制作資金・配布のご協力をいただき、配布のスピードは加速しています。
ここまで配布を進めてこられたのは、みなさまのご協力のおかげです。本当にありがとうございます。

・50万部以上の配布をして見えてきた、効果と課題
・声かけパンフってどうやって作られているの?
・これからも、より広く、より遠くへ
本日は、この3点についてお話していきたいと思います。

50万部以上の配布をして見えてきた、効果と課題

日本全国で活躍する盲導犬は、909頭です。(2020年3月現在)
たったこれだけしか居ない盲導犬、会う機会がない方がほとんどだと思います。
ですが、いざ出会った時、スムーズに声掛けをしてほしいと思い、声かけパンフを配布し続けています。

配布開始当初に比べ、盲導犬ユーザーからは「声を掛けられることが増えた」という意見を聞くことができました。
そして、配布数50万部を越えた頃から、ようやく声を掛ける側の方からも、「声かけパンフを読んでいたから、自信を持ってご案内することができた」「声かけパンフを読んで、以前自分がした声掛けが間違っていなかったことが分かった」という声が聞こえ始め、声かけパンフが実際の役に立ち始めていることを実感しています。

しかし、まだまだ歩行中に「怖い思いをした」という盲導犬ユーザーが居ることも事実です。
50万人が声かけパンフを読んだとしても、日本の人口を考えるとほんの一部。
盲導犬ユーザーにより安心・安全を届ける為には、もっともっと広く、お手伝いの必要性について伝えていかなければなりません。

声かけパンフってどうやって作られているの?

盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法が分かる「声かけパンフ」は、盲導犬ユーザーがより安心・安全に楽しく歩けるよう、様々な支援活動を行う為の「盲導犬応援プロジェクト」の一環として制作しています。
主に「声かけパンフ」と、盲導犬ウェルカムなお店を増やす為、盲導犬ユーザーが気持ちよく過ごせたお店へ自らお渡しする「熊手ステッカー」の制作・配布、そしてこのような活動を広く伝える為の広報活動を行っています。

声かけパンフは、個人のお客様のほか、延べ240社以上の企業・法人様に制作資金のご協力と配布をいただいています。
様々な企業様にご協力いただくことで、より広く声かけパンフをお届けすることができているのです。

これからも、より広く、より遠くへ

道に迷った。
信号の色が分からず、渡るのが怖い。
待ち合わせの時に、今立っている場所が他の方の邪魔になっていないか気掛かり。
お店に入った時に、消毒液の場所が分からない。

これは、実際に私たちが盲導犬ユーザーの皆さまから聞いた困りごとのごく一部です。

声かけパンフの配布が始まってから丸5年になり、その間駅のホームドア等ハード面も充実してきました。
しかし、盲導犬ユーザーの困りごとは、それだけでは解消されません。

困っている様子を見掛けたら、「お手伝いしましょうか?」と声を掛けていただくこと。
そして、ちょっとしたお手伝いをしていただくことで、盲導犬ユーザーは、また安心して歩くことができます。

盲導犬ユーザーと盲導犬がより安心・安全に楽しく歩くことができるよう、より広く、今まで手の届かなかった方へも「お手伝いしましょうか?」の声掛けの輪を広げるべく、配布活動を続けて参ります。
引き続きのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

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通販部マネージャー 岩間
テキスト:通販部マネージャー 岩間

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