もっと私たちに出来ることは…?
「盲導犬ユーザーと盲導犬が活き活きと歩ける様に、もっと私たちに出来ることをしよう!」
そんな思いで、2017年の1月より始まった「盲導犬応援プロジェクト」。
第一弾は、盲導犬ユーザーと盲導犬が安心安全に歩ける社会を目指すこと。
「お手伝いしましょうか?」の声かけを広める活動を開始し、現在も継続しています。
通称「声かけパンフ」と「声かけ缶バッジ」を制作・広めるこの企画も、皆さまの応援のお陰で活動を継続し、少しずつその輪が広がっています。
この活動を継続しながら、「もっと私たちにできることはないだろうか…?」そんな言葉が社内でも聞こえてきました。
行きついたのは、「みんなで楽しくお食事タイム!」
「私たちに何ができるのか」
そんな話題が出はじめた中、あるスタッフが言った一言。
「第一弾で目指しているのは、盲導犬ユーザーがもっと安心して歩ける社作り。今度は、ユーザーがもっと楽しく日々を過ごせる、という視点から何かやりたいね。」
そこで話があがったのが、盲導犬ユーザーと一緒が出掛けた時に、行く先で盲導犬の同伴を断られてしまうというエピソード。
盲導犬ユーザーと一緒に出掛けることの多いスタッフも、口々に、過去に断られてしまった経験を話し合い、実はこういうことってまだまだあるんだと実感しました。
※補助犬は、使用者の方と一緒に、公共・民間の施設や交通機関等様々な場所に入いることが出来ます。
身体障害者補助犬法(厚生労働省)へリンク
そこで、私たちが目指す次なる目標が決まりました。
「盲導犬ユーザーをはじめ、皆がもっと食事や外出を楽しめる社会!」
盲導犬ユーザーの皆さんが、気軽に色々なところに足を運んで、行きつけのお店を増やせる。
そんな社会を目指したいと考えました。
さらなる悩み「私たちらしいアクションとは…?
目指す柱は決まったものの。
「では、その為に何をする…?」
と、また議論は止まってしまいました。
そこで、まずは
「壮大な夢でもOKなので、どんなことをしてみたいか」
というテーマを中心に、スタッフ皆の頭の中にある色々なアイデアや経験を何度も何度も話し合いました。
そこで出てきたアイデアや意見は、本当に様々!!
「ユーザー行きつけのお店を取材してみたい!」
「エルくんムービーも活用できそうだね」
「そもそも、どうして盲導犬が断られてしまうのか、改めて考えてみようよ!」
「チャリティーグッズを買っているお客様も参加してもらえる為には、どうしたら良いかな?」
スタッフの頭の中を絞って絞って絞りつくしたところで、内容をまとめていくことにしました。
盲導犬ユーザーと盲導犬がもっともっと活き活きと歩ける様に、私たちにできること…。
かたちになるまで、まだまだ議論は続きます。
テキスト:通販部リーダー 岩間