課題は「お店に入れないこと」だけではない
前回の記事の更新から、私たちは引き続き色々と考えました。
スタッフの中で行きついた気持ちはひとつ。
「折角なら、盲導犬ユーザーが楽しく食事が出来るのはもちろん、お店にも盲導犬ユーザーをより気持ちよく迎えて欲しい」
そんなテーマで考える中、私たちスタッフは、盲導犬ユーザーの皆さまをはじめとした周囲の方々にもお話を伺いました。
その中で見えてきたこと。それは、「お店に入れないことだけが課題ではない」ということでした。
例えば、盲導犬が居ることで、お店への入店が断られてしまう事例があります。
ところが、お店に入ったあとも、色々と課題が。
お店の中に入ると、席の場所がわからない。
お料理が運ばれてきたけど、お箸を探すのが大変…。
等など、様々なハードルがあることに、私たちは改めて気づきました。
改めて気付いた、コミュニケーションの大切さ
そこで、各スタッフが集めた意見や情報をもとに、皆が気持ちよく食事が出来るポイントは何だろうと、再び話し合いました。
結局のところ、そのポイントは、「コミュニケーション」ではないか。
盲導犬応援プロジェクト第一弾が目指しているように、「あれ?」と思ったら、声をかけてくれる。そんな風景が広がることで、皆がもっともっと気持ちよく過ごせるということは、お店においても同じではないか。
というポイントにたどり着きました。
コミュニケーションのきっかけづくりこそ、私たちができること
何度も何度も話し合いを続ける中で、「私たちができること」にたどり着きました。
それは、盲導犬ユーザーとお店のコミュニケーションのきっかけづくり。
そして、第二弾のプロジェクト、最初の展開が決定しました!
1、盲導犬ユーザーとお店のコミュニケーションのきっかけとなる、「ステッカー」を作成!
2、ユーザーと一緒に、盲導犬ウェルカムのお店に、ステッカーを配布!
3、ステッカーを配布したお店の情報を盲導犬総合支援センターが蓄積!
様々話し合って決めたことを紙面に表現してみますが、まだまだ磨きかけのプロジェクト第二弾。
皆さまと一緒に応援の輪を広められるまで、もう少しお待ちください。
テキスト:通販部リーダー 岩間