寒がりな愛犬の防寒対策、どうしていますか?
「お洋服を着せてる」という方がほとんどだと思います。
もちろんそれも有効な防寒対策ですね。
でもでも、意外と大切なところが覆われてないかも…?
そう、冷えやすいお腹の部分です!
内臓が冷えると体が冷える!
体温を上げるには血流を増やすのが一番効果的で、これには筋肉と血管、血液が大きく関わってきます。
ですがお腹の部分は内臓が主で、筋肉はあまりありません。
内臓が冷えると体温が一気に低下してしまいますし、免疫力も低下してしまうと言われます。
屋内外の寒さ対策・腹巻しよう!
犬用のお洋服はお腹の部分が覆われていないものがほとんどです。
これは
・動きを妨げないようにする
・おしっこがかからないようにする
などの理由からなのですが、保温を考えるのであればここを覆ってあげる必要があります。
なかなか市販の腹巻などは売っていないしサイズも合うかわからない。
でもおうちにはいろんな古布がありますよね^^
いろんな布で、お手製の腹巻を作ってあげましょう!
元気そうにしていてもシニアになったら様子をよくみてあげましょう。
腹巻の作り方は簡単!
古布を適当なサイズに切って、背中のところで結べばOK。
あくまでイメージですが…
上記のように2箇所で結ぶ方法と、
このように折っていく方法があります。
(見やすいようにタオル地のハンカチを使いましたが、実際は愛犬の邪魔にならないようなタイプの布にしてくださいね)
まずは対角線上をこのように折っていきます。
そしてさらにこのように折ります。
それ以外にも、小さな愛犬であれば靴下やトレーナーの袖部分を切って使ったりと、人のお洋服をそのまま利用できるものも多いです。
愛犬の動き方でずれたり邪魔にならないような工夫をしてみてください。!
わかりづらいけど、この黒い部分が腹巻です。
薄手の靴下を二重に重ねて、動きやすく暖かい!
少し見た目を綺麗にしたい場合は、百円ショップなどで売られている面ファスナー(マジックテープと言われるものですね)をつけると良いでしょう。
ボタンなどをつけてかっこよく作るのも良いですが、おしっこで汚れてしまうので我が家は実益優先です^^
マナーベルトは要注意!
マーキング対策やヒート中だからとマナーベルトをされてる方がたまにいらっしゃいます。
これもお腹の部分を覆うのですが、中で排尿をするとそこから冷えてしまうことがあります。
マナーベルトを腹巻がわりに使うのは避けた方が良いでしょう。
おうちで腹巻する男の子も要注意!
屋内がひんやりしている時はおうちで腹巻をしている愛犬がいると思います。
スタッフ犬のアメリカンコッカースパニエル、ロンくんもおうち腹巻派です。
でもロンくん、腹巻をつけたままおしっこしてしまい、大惨事に…(笑)
男の子は腹巻におしっこがかかって冷えてしまったり、おしっこが飛び散ったりと大変なことになるので、腹巻をしている時はトイレに行くそぶりを見せたらすぐに外してあげましょう。
つまり犬から目を離してはいけないということなのですが、どうしても目を離さなければいけない時やお留守番をする時などは
・腹巻を使わない
・短時間のお留守番ならクレートで待機してもらう
等にした方が良いかもしれませんね。
また、万が一おしっこ等で汚してしまった時のために、腹巻は複数枚用意しておくとよいですよ。
我が家は古布なのでいっぱいありまーす(笑)!
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愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
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