このコラムではしばしばお手入れの方法について説明しています。
歯磨きやブラッシング、爪切りなどをこれまで書いてきましたが、もしかしてシャンプーの説明をしてなかったかも!?
と思い、今回はシャンプーの記事にしました。
大型犬は大変!!
シャンプーの頻度はどのぐらい?
シャンプーの頻度はだいたい1ヶ月に1回ぐらい。
あまり頻繁にやると皮脂がなくなってしまい免疫力も下がり皮膚病の原因になります。
また、きちんと毎日ブラッシングをしていればそんなに頻繁に洗う必要はありません。
「毎月サロンで洗ってもらっている」という方は、この記事を読むのはここで終わりになってしまいますね^^;
でも自分で洗うことの醍醐味もあるのでぜひ最後まで読んでくださいね。
ワンコを洗うということは、全身をくまなく触るということ。
そうするとそれまでなかったデキモノに気づいたり、特定のところを触ると痛がったりといった異変を早期に発見することもあり、結果的に愛犬の健康管理ができるということになります。
だから、レッツ愛犬シャンプー!
シャンプーはどんなのを使う?
犬用のシャンプーは様々なものが売られていますが、以下に気をつけて選んでください。
(盲導犬サポートショップで販売しているものはオススメですよ♪)
添加物の少ないものにする
「シャンプー」と言うと人間のシャンプーをイメージしますが、犬の全身を洗うことを考えれば石鹸やボディソープに近いものです。
そして、ワンちゃんの皮膚はとっても薄くデリケートなので、合成界面活性剤や化学的な添加物などの少ないものにしましょう。
舐めてしまう子もいますので安心安全なものにしたいですね!
匂いの少ないものにする
「いい香りー!」って思ってるのは人間だけかもしれません!ワンちゃんはとても鼻が良いので匂いがきついものは苦手な場合があります。
また飼い主さんにとっていい匂いでもワンちゃんには不快な匂いかもしれません。
なるべく匂いの少ないものにしましょう。
シャンプーをする前にブラッシングを十分にしましょう!
死毛、抜け毛が残っていたり毛が絡んでいたりする状態で濡らしてしまうと後々大変なことになります。
十分にブラッシングした後にシャンプーしてくださいね!
洗い方の説明です!
洗う時はシャンプー液は薄めに、そして手早くシャンプーをするのがコツ。
これはすすぎの時間を短縮するためでもあります。
シャンプーは犬には楽しい時間ではないので、なるべく早く解放してあげたいです!
こんなふうに全身泡にします。えらいえらい!
まずシャンプーを泡立てておきます
これはなるべく泡立てた方が良いですが大型犬だと大変になってしまうので、軽く泡立てておきましょう。
ワンコを濡らします
ワンコを浴室に連れて行き全身を濡らします。
この時、シャワーで濡らす場合は、シャワーをワンちゃんの皮膚に当てるぐらいの距離にしてあげましょう。
シャワーを離してしまうと水流が皮膚に当たる感触やシャワーの音でワンちゃんが怖くなってしまうことがあります。
シャワー慣れしてないワンちゃんには徐々に慣れさせてあげてくださいね!
洗い方は上から下へ!
全身が濡れたところで、シャンプー液を上から下へつけていきます。
一番最初は背中につけて、そこから首へ脚へと広げていく感じです。
マッサージするというか、泡立てながら洗ってくださいね。
洗う時は指の腹でぐるぐるする要領で行ってください。
お顔は洗わない、もしくはそおっとね!
ワンちゃんはお顔が濡れるのが嫌いな子が多いので、お顔周りは洗わなくてもOK。
その代わり、普段から濡れタオルでキレイに拭いてあげましょう。
洗う場合は、目の下や耳のあたりを薄いシャンプー液で軽く触る程度で。
すすぎが不要なようにあくまで「薄く」がコツです。
お耳は立ち耳のワンコは基本的に耳を洗わず、外耳を拭く程度で十分です。
垂れ耳のワンコは普段のお手入れでイヤークリーナーを使って綺麗にしてあげてください。
盲導犬サポートSHOPではおすすめのイヤークリーナーを扱っています。
すすぎは十分に!
洗い終わったらすすぎを十分にしましょう。
これも上から下へ、シャワーヘッドをワンちゃんの体に密着させながら行います。
丁寧に、セーターを手洗いで押し洗いするように優しく、十分に行いましょうね。
洗った後はドライです!
ドライはそれだけで一本の記事になるぐらいなのでここでは簡単に説明しますね。
サロンに負けないように頑張ろう!
タオルドライはしっかりと
ドライヤーで乾かすのはワンちゃんにはストレスであることが多いので、まずはタオルドライをしっかりとしましょう。
吸水性の高い専用タオルがあるとタオルドライが短時間で済むので嬉しいアイテムです!
ドライヤーは確実、手短に
タオルドライを徹底的にしたら、ドライヤーをかけながらしっかり乾かしましょう。
この時に熱風を近づけすぎるとワンちゃんの皮膚が傷んでしまうことがあるので気をつけてくださいね。
あなたのワンコが健やかに生活できますように。
ワンコについて知りたい「こんなこと」「あんなこと」がありましたら、ぜひお問い合わせからご連絡くださいね!
テキストと写真:web担当 成井