昔は「ご飯食べない犬なんているの?」って思っていたんですが、我が家のシェルティはご飯を食べない子でした!
先住犬のチビは食欲魔人で、もう掃除機のようにご飯を吸い込むタイプだったので「本当に食べない犬っているんだ!」とかなり衝撃を受けました。
試行錯誤して徐々に良くなり、時間をかけて食べるようになりました。
今回はその経験から推察できた理由とその対策を記事をまとめてみましたので、ぜひ読んでみてください。
※我が家の愛犬は病気等ではありませんでしたが、体調不良や嘔吐、下痢を伴う食欲不振の場合は必ず動物病院で診察を受けてください。
※ハイシニアになると食べる・食べないが発生してくる場合がありますので、その場合は無理をさせないようにしてください。
どんなタイプの子が食べ渋りするの?
ご飯にがっつくように食べる子もいればのんびりモソモソといつまでも食べている子もいて、食べ渋りが発生しやすいのは後者だと思いました。
周囲に聞いてみると。繊細な性格の子が多いようにも思います。
そして食べない理由も愛犬によって様々な理由が複合していると思います。
以下に代表的だと思われる理由をいくつか挙げてみました。
食べない理由その1:環境が合わない
新しいおうちにお迎えしたばかりの時は警戒して、または緊張しているので、人間でもそうですがそれほど食欲が沸かない愛犬もいます。
そういう時はあまり無理に食べさせようとせず、どちらかというとおうちの環境に慣れてリラックスしてもらえるように努めましょう。
食べない理由その2:器が合わない
ステンレスの容器の感触が嫌だったり、容器がひんやりしているのが嫌だったりする場合もあるようです。
我が家の場合は容器をあらかじめ少し温めると改善しました。
(改善の変化はほんの少しでも「変化があったことが劇的な違い」なので変化は絶対に見落とさないようにしましょう!)
食べ渋る犬(左)とがっつく犬(右)。
最初は右のステンレスをシェルティに使ってましたが、
陶器に変えたら少し改善。
ちなみに我が家は、人の手からあげると食べてくれました。
人の手から徐々に器に移行していく感じにしました。
食べない理由その3:食べ物が合わない
当時はフード+手作り。
「フードだから食べない」というわけでもなく、
なぜかなかなか食べない。苦戦しました。
大抵の食べ渋りの場合は「おやつは食べるけどフードは食べない」など「食べるものと食べないもの」があるはずです。
「食べないもの」は「食べるべきもの」という認識がないと考えられます。
これは味・匂いや温度などが関係していますので
・肉の茹で汁を少しかけてあげる
・温めてあげる
など工夫をすると「これは食べ物だ」と認識して食べてくれる場合が多いです。
フードの場合は「食べるフードと食べないフードがある」ということは多いので、一種類に限らず数種類試して、食べるものを見つけてあげましょう。
※間違っても「わがままで食べない」などとは考えないでください。愛犬なりに食べない理由があるのですから。
改善には時間をかけてあげて!
前述しましたが、我が家はまず「人の手からあげる」方法をとり、一回の食事に15分ぐらいをかけました。
またその後は「器から食べてもらって、最終的に食べなかったものは人の手からあげる」という形にしましたが、一回の食事に30分かけました。
そしてこの食べ渋りが完全に解消できるまで半年以上はかかったと思います。
一歳のお誕生日の頃にはだいぶ改善していました!
サツマイモ、鶏肉、ヨーグルトなどのケーキ♡
ごちそうなら問題なく食べます(笑)
「食べない」というのは理由はいろいろで複合的で、長い期間をかけて「慣らしてあげる」必要がある場合が多いと思います。
その子の個性だと考えて、無理せず楽しくゆっくりと改善してあげましょう!
今回は原因と対策についてまとめましたが、次回はこちらでご紹介した我が家の対策の過程をもう少し詳しくご紹介します。
食べ渋りに困っている方に情報が届きますように。
ミニピン×チワワのミックス、シェットランドシープドッグと暮らす。
愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
アクティブな犬との生活を楽しむ。