どんどん暑くなる日中の気温。
室内と外の激しい気温差
暑~い夏がやってきました。
皆さんの愛犬ちゃんのお腹の調子、大丈夫ですか?
お腹がゆるくなっている子や
なんとなく食欲がなくなっている子など、
お腹の調子が悪くなる理由は様々あります。
ですが、その一つとして挙げられるのが
「普段食べているフードが合っていない」とうこと。
原材料等が合っていない場合ももちろんありますが、
ドッグフード自体が酸化してしまい、
それによって
・なんとなくお腹の調子が悪い…
・なんとなくこのごはん、食べたくないな…
なんてことになってしまう場合も。
酸化したフードは、人間同様犬猫ちゃんたちの身体にも、
もちろんあまりよくありません。
ドッグフードの酸化って?
ドッグフードには、油が使われていたり、原材料(お肉)の脂も含まれます。
その為、開封するとどうしても空気に触れ、
段々と酸化してしまうのです。
その様なフードの酸化を防ぐ為、ドッグフードには酸化防止剤が使われます。
主に使われるのは
・合成酸化防止剤
BHA・BHTなど。
強い酸化防止の効果がありますが、同時に健康に影響する可能性があることも分かってきています。
・天然の酸化防止剤
ビタミンE・ローズマリー等のハーブの抽出物
酸化防止剤は、身体への影響は少ないのですが、酸化防止の効果は弱くなります。
「ドッグフードの合成酸化防止剤はあまり身体によくないと聞いたけど…」という方も居ると思います。
ですが、酸化したドッグフードも、身体へ良い影響はありません。
天然の酸化防止剤が使われたドッグフードを与える場合は、
2週間~遅くとも1ヶ月程度で食べ終わる事の出来る量を与えましょう!
そうすると、体も大きく食いつきも良いラブちゃん達なら2週間で完食できる大きな袋も、小さなチワワちゃんにあげるには、大きいですね。
では、酸化したフードはどの様に見分けるのか…。
一般の家庭でも分かりやすいポイント、それは「臭い」です!!
鼻につくような、油っこい臭い…。
そんな臭いがしたら、フードの油が酸化しているかもしれません。
愛犬ちゃんの中には、そんな臭いを嫌って食いつきが悪くなることも。
普段から新鮮なドッグフードの臭いを覚えておくことも大切ですね!
もちろん、
・明らかに元気がない
・嘔吐・下痢がとまらない
等の場合には、迷わず動物病院に連れていってあげてくださいね!
自分では食べ物を選ぶ事の出来ないわんこやにゃんこたちの為に、
飼い主さんがしっかりと食の「安全」を確かめてあげましょう!!
暑い時期、普段のごはんを美味しく食べてもらう為に…。
ドッグフードは安全で万全なものを用意していても、やはり暑さに負けて食欲が落ちがちです。
そんな時のお助けWAN!ポイントアドバイス♪
普段のドッグフードを美味しく食べてもらうには?
1、ドッグフードをふやかす
お湯をかけ、少しふやかします。
湯気によって香りが強くなり、わんこの食欲も刺激されるはず!
※犬たちは暑い食べ物に弱いので、熱湯のまま与えないよう要注意!
2、フードを冷やす
冷蔵庫に入れて、15分程冷やします。
いつもと違うひんやりとした食感に、思わずわんこも興味深々!
番外編、フードを取り上げる
咥えては落として周りを散らかしたり、食べては歩きまわり…を繰り返す様な
遊び食べをする子には効果てきめんの方法です!
ごはんを食べる事に少し飽きてきたな…と思ったら、お皿を取り上げます。
愛犬が忘れた頃に、本日初めての食事のフリをして、いつもと同じ様に出してあげましょう。
遊んでいるとごはんが無くなってしまう!と、一所懸命食べてくれる様になりますよ♪
体調不良、好みではない匂い、フード以上に美味しいものを知っている、それともただの遊び…。
ご自分の愛犬ちゃんの何が原因で食欲が落ちているのか、
しっかりと見極めてその子に合った方法で食欲を取り戻し!
暑~い夏を元気に乗り切りましょう!
テキスト:通販部チーフ 岩間