犬に服を着せるって結局どうなの?
カテゴリー:お出かけ・旅行, 健康対策, 犬グッズ, 犬の気持ち
投稿日:2024年08月08日

「とっても可愛い服を見つけた、うちの子に着せたい!」
「うちの子めっちゃ寒がりで…服がないと冬お散歩できない」
「犬に服を着せるなんて擬人化、犬は嫌がってるはず!」
着せたい派着せたくない派、かなりの確率でどちらかの意見になりがちですね。
すでに何年も愛犬と暮らしてる方はもう答えが出ていると思いますが、初心者飼い主さんやこれからお迎えする方は「どっちがいいの?」と迷ってしまいます。

いろんな意見がある中でこれは私自身の個人的な意見のコラムになってしまいますが、よろしければ参考にしてくださいね!

自分の体験:実は「服は着せない」派でした!

私はもともと「犬は犬らしく!犬に服なんて言語道断!」という考えでした。
小さな犬が着飾るのは好きでなかったし、犬は毛皮が服!とずっと思っていました。
でもケースバイケースで服を着ることは悪くないし、むしろ着た方が良い場合もあると思っています。

着せた方が良いケース

防暑、防寒のため

夏用の犬服の写真

日本の夏はもう熱帯じゃないかっていうぐらい暑いですね。なのでお洋服を着せる方はとても多いです。
私は防暑用というよりは日光対策です。
我が家のシェルティは黒く、光を吸収して背中がものすごく熱くなってしまうので、それを防ぐために白っぽい服を着せています。
スムースのチビも、直射日光があたり紫外線等で毛や肌を傷めないようにしています。

冬は…犬は寒いのは得意だから防寒の服なんて要らなーい!
って思ってました、チビを迎える前までは…。

でもうちのチビ(チワワとミニピンmix、1.5キロ)はとにかくものすごい寒がり。
体が小さいので真冬のお散歩は気をつけないと心臓などにもとても負担がかかりますので、服は欠かせません。
小さいワンコはそういう子が多いんじゃないでしょうか。
ちなみにスムースコートの犬種はやはり寒がりの子が多いようで、ウィペットなども冬場に服を着せているケースを見ます。



これめっちゃ暖かいんです!
若干動きずらそうですが体温維持を優先。

身体を冷やさないため

人も犬も、歳を重ねたり体力が落ちたりすると腎機能が低下しやすいです。
そうなると身体が冷えやすくなり、身体が冷えると腎機能が低下しやすくなったりしてしまいます。
それを防ぐために、お腹や背中を温めるために腹巻を使うケースもあります。

ちょっと布を巻くだけでもだいぶ違います!

犬の冬の防寒対策、腹巻をつくろう!

もう少し温めたいというのであれば、厚手の布などを使用する、あずきカイロを手作りしたり(市販のあずきを布袋に入れてチンすればOK。熱さに気をつけてくださいね)するとより温めることができます。
実際に私は、冬場のお散歩はあずきカイロを作り、温度が下がらないようカバーを作っています。

抜け毛防止のため

最近では愛犬を連れていろんなところに出かけられるようになりました!
でも愛犬がお利口に過ごせるか、粗相しないかなどに気を配らなければなりません。
抜け毛もその一つ。
私たちは「犬は毛が抜けるもの」と思っていますが、犬専用ではなく「犬もいいよ」という施設は、そもそも犬がいることを前提としているわけではないので、清掃などに余計な時間がかかってしまいます。
なので毛の抜けやすい犬種の方はそれに配慮して服を着せている場合があります。

記念日に可愛い服を着せたい!


ヒラヒラドレスかわいい♡
昔はこんなの好きじゃなかったのに…

お誕生日だからドレスを着せたい、みんなでカフェに行くから可愛い服を着せたい!
特に小型犬の飼い主さんに多いです。いわゆる「鑑賞用」の服です(笑)
これについては賛否両論ありますし、どの意見もそれぞれの理由で正しいと思います。
私はこういうのは悪くないな、って思います。
愛犬が嫌がっていたら着せたらストレスになっちゃいますが、意外とそうでないケースの方が多いように見えます。
それはきっと「可愛い愛犬を見て飼い主が喜んでる」からだと思うんです。
飼い主が嬉しそうにニコニコしているのは愛犬は安心するし気持ちがいいですから。

※でも嫌がってたら着せちゃダメですよー!

服を着せる時に気をつけたいこと

動きを制限しないつくりの服を選ぶ

特に防寒、防暑のための服は「着たままお散歩・運動する」ケースが多いと思うので、できるだけ動きを制限しないつくりの服を着せましょう。
特に小さな犬になると、生地の厚さ自体で動きづらくなってしまいます。
ちなみに私は某有名メーカーの、雪の日でも着られるような服をチビに買いましたが、生地がしっかりしすぎてとてもではないけどお散歩すら可哀想に思い、結果的につかっていません。

「鑑賞」目的の服は早めに脱がす

めちゃめちゃ可愛い、リボンやチュチュがついているようなお洋服、コスプレのようなお洋服は、デザイン優先にしているため動きやすさ等が二の次になっているのがほとんどです。
こういうのは意外と重かったりもしますので、イベントが終わったら早めに脱がせてあげましょう。


お洋服はいらない時もあったほうが良い時もあるし、その時その時で愛犬が快適に過ごせるツールとして利用していきたいですね。
服選びも楽しみのひとつになりますね!

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web担当成井のプロフィール写真

テキスト:web担当 成井徳子
ミニピン×チワワのミックス、シェットランドシープドッグと暮らす。
愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
アクティブな犬との生活を楽しむ。

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