犬と暮らして大変になることをまとめました!
カテゴリー:お世話・お手入れ, お出かけ・旅行, お散歩, シニア犬, 犬についての質問・疑問, 犬の気持ち
投稿日:2024年01月18日

こんにちは!
新年最初のコラム、何を書こうかな…とちょっと悩んでいました。
昨年のコラムは、犬と長く暮らしている方も最近暮らし始めた方も楽しんでいただけるように書いていました。
そこで今回は「まだ犬と暮らしていない方」にも参考になる記事、犬と暮らして大変になることをまとめてみました!

今暮らしてる方は「あるある!」とクスッと笑っていただけるかな?と思います!


ちょっと…私が寝るスペースないんですけど!?

犬と暮らすとお金がかかる!

まず当たり前なんですが、犬暮らしを始めるとすっごくお金がかかります!

お金のかかり方は大きさに比例する!

日常的な出費としては食費やトイレシート代などの消耗品が挙げられます。
チワワやトイプードルと言った小さな犬を暮らしている方にはそれほどの金額と感じられませんが、大型犬となると話は別!
ラブラドールレトリーバー以上のサイズになるとドッグフードは一日500グラム以上。
500グラム以上ということは、10キロの袋が20日でなくなるということですね…。

また排泄物の大きさも比較にならないほどで、おしっこなどはジャボジャボ大量にするのでトイレシートもたくさん使います。

「大型犬が憧れだから大型犬を…」と考えている方は自分の収入から犬に充てられる金額を真剣に計算する必要があります!

お手入れ(トリミング等)もお金がかかる!

「カット犬種」と言われるシングルコートのロングコートは、放っておくと被毛がどんどん伸びてしまってカットしないとならない犬種です。
身近な例で言うと大人気のプードルやマルチーズがこれに当たり、トイプードルですと毎月10,000円ぐらいかかります。
※ご自身でカットしても良いのですが、慣れないとガタガタになってしまったりするので難しいところですね…。

カット犬種でなくても、ご自宅でシャンプーやドライをするのが難しい愛犬はやはりサロンで洗ってもらったり、ロングコートはカットして整えたり…。
自分が暮らしたい犬種がどんなお手入れが必要かは前もって調べておいたほうがよさそうです。


我が家の二頭。お手入れの手間が全然違います…。
シェルティは小型犬なんですがこれ以上は私には無理(笑)

病気をすると医療費がかかる!

犬は人間(というか日本人)のような皆保険制度はないので基本10割負担です。
「ペット保険があるじゃない?」と思われるかもしれませんが、これは「いざというときの高額の支払い」の時に取っておくもので毎回は使えません。
また、薬の量や処置の手間などは犬の大きさによってかなり違うので、やっぱり大型犬の医療費の方が結果的に高額になります。

衛生面について

犬暮らしをする前に比べて確実にお家の中は汚くなりますよ!

ある程度は家の中が不潔になる!w

家の中を毎日きれいに掃除、ホコリがあるのは許せない…と言ったようなとても綺麗好きな方には犬暮らしは合わないかもしれません…。
なぜなら犬は身体中がけむくじゃらな生き物で、特にダブルコートの犬種とくらすとどんなに頑張っても家の中が毛だらけになります。
そして犬はその被毛にお散歩の時にホコリ等がどうしても絡んでしまい、それまでのような清潔さを保つのはかなり難しくなります。

またトイレには頻繁に排泄物が…。
犬暮らしは「多少不潔になる」ことを覚悟しましょう。

大型犬は排泄のスケールが大きい!(笑)

前述の排泄の内容と関連しますが、犬が大きくなればなるほどもちろんうん○も大きくなります。
大きなうん○を放置していて、踏んでその足で家の中を歩き回るなんてことも…。
またお腹を壊してしまった時に粗相してしまった時などは結構大変かもしれません(汗)

我が家のシェルティは小型犬ですが、ケージでのお留守番の際にケージ内で下痢をして、それはそれは大惨事となりました。(泣)
ケージのお掃除と愛犬のお手入れで帰宅後1時間半がんばりました!(笑)

犬は意外と「癒し」にならない!

ペットショップで「ラブラドールレトリーバーを『盲導犬にもなるおとなしい犬ですよー』と言われて飼った」という方はちらほらいらっしゃいます。
…それは嘘ですよね…(笑)。
ラブラドールレトリーバーのパピーは大喜びで家の中を暴れ回る最強のモンスターにもなりますし、しつけをしないとそのまま大人になっちゃいます。
そして基本的に犬は「遊びが大好き」な生き物なので、常に遊びを探しています。

でも、癒しになる時も…♡

でもね、いつもはモンスターでも熟睡している時は本当に天使です♡
そしてシニアになるとのんびり生活が待っています。癒しタイムが格段に増えますよ!

犬暮らしは人の生活に制約が出る!

お散歩、遊びの時間は絶対!

犬の心身の健康のためにお散歩は欠かせません。
できれば午前と午後の二回は行ってあげたいですが、そのために最低1時間半ぐらいは必要になります。
また、家に一緒にいる時間帯は犬たちは人とコミュニケーションを取る必要があるので、室内で一緒に遊ぶ時間も必要になります。



時にはこんなふうにのびのびと遊ぶととっても喜びます!

朝ものんびりしていられないかもよ

「今日は休日だから朝はゆっくり…」というのは人間の都合で、愛犬には関係ありませんから、なかなか起きてこない飼い主に「早く起きてー!」と催促してくることももちろんあります。
トイレのために起こされることもちろんあります!

「夜遊びに行く」ができなくなる!

仕事が終わったら愛犬の待つ自宅に戻らなければなりません。
他に愛犬を見てくれる人がいればいいですが、そうでない場合は同僚や友人からのお誘いがあっても「よっしゃー、遊びにいこー!」というわけにはいきません。
これまで満喫してきた自由奔放な生活は続けられなくなっちゃいます!

じゃあ…なんでみんな犬と暮らしてるの?

そろそろ「そんなにお金かかるし大変なのに、なんで犬と暮らしてるの!?」という声が聞こえてくるかもしれませんね^^;
でも、でも!その苦労を補ってあまりあるものを犬たちは人間たちにプレゼントしてくれてるんです!
…ということで、次は「それでも犬と暮らしたい!犬暮らしって素敵」をテーマにお送りします。
「言葉で表現できないよー」と今からスタッフ一同頭を悩ませています(笑)


今回は「犬と暮らして大変になること」をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
最初はびっくりしても徐々に慣れることもたくさんありますが、心構えがあるとないとでは全く違うので、まずは迎える前に下調べしましょう!
そして「大変な以上に犬暮らしは楽しく素敵なことがたくさんあります」ということで次回に続く!

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web担当成井のプロフィール写真

テキスト:web担当 成井徳子
ミニピン×チワワのミックス、シェットランドシープドッグと暮らす。
愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
アクティブな犬との生活を楽しむ。

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