10月になって急に涼しくなってきました!
先日までTシャツで過ごしていましたが、朝は少しずつ冷え込み、スタッフNが暮らすここ東京でも上着が必要になってきました。
この季節の変わり目に体調を崩すワンコが(人も!)とても多いので、その原因と気をつけることをまとめました!
暖かい日はこんな風に元気いっぱいに遊ぶためにも充分な対策をしようね!
今年は猛暑で調子を崩すワンコが多かったです
まず、今年の夏は満足にお散歩の時間を取れないぐらいの凄まじい猛暑でした。
それに加え、今年は人間と同様にコロナで普段と違う生活を強いられるワンコも多かったようで、体調を崩す子が普段よりも多かったそうです。
季節の変わり目に体調が悪くなる理由
季節の変わり目は日々気温が急激に変化し、気圧も変化していきます。
特に秋は台風など、気圧が大きく変わる要素が多く、日々体調が変化している感じがあります。
季節の変わり目には自律神経が頑張る!
季節の変わり目は気候の変動が激しく、体調を崩してしまいます。これには大きな理由があります。
人や犬のような恒温動物は、一年を通じて活動する生き物です(冬眠するような動物はちょっと事情が違ってきます)。
ですので気温や気圧に体を合わせていかなければなりません。そうしなければ死んでしまいます!
そこで働くのが自律神経(交感神経と副交感神経)です。
自律神経は私たちの気づかないところで頑張って働いてくれるのです。
犬だって自律神経の乱れが体調の不良に
でも、この自律神経が働きすぎたり、気候の変化についていくことができないこともあります。
そうなると色々と体調に不調が出てきてしまうのです。
いつも季節の変わり目に気分がすぐれなくなる、めまいがする、頭痛が…なんて方いらっしゃいますよね。(私もそうです!)
犬だって影響を受けているのです。「人がそうなら犬もそう」まずはそれを忘れないようにしましょう!
(だって犬は言葉を話せないんですから、人間が常に察してあげられるようにしましょう!)
季節の変わり目に体調をサポートする
まずは体調を整えられるようにサポートしてあげましょう。
消化の良い食べ物にする
普段は元気な胃腸もこの時期はお疲れ気味。
ドライフードなら少しふやかして、手作りなら消化に負担がかかる脂肪分を意識して減らすなど気をつけていきましょう。
ジャーキーなどを与えている方は、この時期はやめておくのも良いです。
おやつをあげたいのであればジャーキーの代わりに、蒸した白身魚や鶏肉のささみなどが消化に良いですよ!
マッサージをする
シニアや小さいワンコは朝の急な冷え込みが身体の負担になることもあります。
マッサージをすることで血行を良くし、リンパ液を流して代謝が良くなりますのでぜひやってあげてくださいね!
また、飼い主と触れ合うことでワンコの気持ちが安定し、メンタル面にも良い影響があります。
以下の記事を参考にやってみてくださいね!
肉球マッサージもね♡
気づかないけど意外と冷えます!
朝晩の冷え込みでちょっと手足が冷たい…と思ったらワンコにも影響があると思って良いです。
犬は服も着ていないしついつい「大丈夫なのかな」と思ってしまいますが、スムースコートで寒がりなワンコやハイシニアにはこの時期の朝の冷え込みが体調不良の原因になることもあります。
寝床にフリースの敷物を追加したり、寝るときや朝の冷える時間のお散歩ではお洋服を着せてあげても良いでしょう。
運動した後や気温が上がってきたら脱がせてあげても。ワンコとよーく相談して決めましょう。
お散歩はしっかり行きたい!
そしてこの季節は一年で一番お散歩に快適なシーズンでもあります!
真夏に行けなかった分しっかり歩いて筋肉を十分につけましょう。
意識するのは「人間のウォーキング」。ワンコの体調に気をつけながら、コミュニケーションしながらお散歩を楽しみましょうね。
ワンコは言葉を話せないので人間ができるだけ気づいてあげるのが犬の健康を守る大切なことです。
愛犬のために毎日のお世話頑張りましょう!
みなさまのワンちゃんが、より健やかでいられますように。
ワンコについて知りたい「こんなこと」「あんなこと」がありましたら、ぜひお問い合わせからご連絡くださいね!
テキストと写真:web担当 成井