トイレの場所は認識していても、後ろ足がシートから出ていたり男の子なら脚を上げてしまいはみ出しちゃう!っていうお悩みは多いと思います。
そしてたくさんの方が様々な工夫を凝らし、はみ出さないように頑張っています。
今回はその中のいくつかの方法、そして自分の方法もご紹介しますね!
おお!これは…奇跡!?(大袈裟)
(排泄部分を隠しています)
なお、トイレトレーニングの基本は以前記事に書きました。
こちらもぜひ併せてお読みください。
後ろ足がシートに入らずはみ出しちゃう場合
四本足を全部シートに入れてトイレをする…。これって意外と難しいことなのです。
愛犬が「全部の足がシートの上に乗っている」という認識で用を足してもらう必要がありますが、そのためにはいくつかの工夫が必要になります。
トレーの大きさに比べて小さな愛犬ならそれほど難しいことではありませんが、比較的大きくなってくるとやはり難しくなってきます。
なのでトレーはできるだけ愛犬2匹分(トレーに愛犬が2匹立てるぐらい)はあった方が良いです。
それでもはみ出しちゃう場合はいくつかの方法を試みてください。
ケージ内や囲いの中にトレーを設置する
この場合のケージ内はケージ常設という意味合いではなく、トレーの囲いとしてケージを使うということです。
ケージでなくても良いので、トレーの周囲を囲いで覆って、愛犬が出入りできる場所だけ開けておきます。
こうすれば物理的にトレーの外に足が出ないので失敗するわけがない…ということ!
実際に囲いのついたトレーも販売されています。
なお、この方法は囲いがないと足が出ちゃう愛犬もいますので、できれば下記のトレーニングも並行して行うと良いと思います。
トレーに四本足をついたらオヤツ、のトレーニング!
これは排泄ではなく普段の遊びの中で行いましょう。
以下がトレーニングの流れです。
(1)愛犬の好きなオヤツをいくつか用意します。
※このトレーニングはオモチャを使うと動いてしまい失敗しやすいのでおやつで行います。
(2)オヤツで愛犬をトレーに誘導する
(3)四本足がトレーに乗ったら褒めてオヤツ!
上記をしばらく繰り返し、少しずつ誘導を減らして、自分から四本足で乗ってくるようになればOK!
これで愛犬は「トレーの中に四本足を入れるもの」だという認識が生まれます。
四本足で排泄したらめっちゃ褒める!
重要なのはやってくれたら褒めること!
四本足で排泄をしてくれたら、めっちゃ褒めてトリーツをあげてください!
こういう一つひとつの行動の積み重ねで「四本足を入れるんだな」ということが刷り込まれていきます。
失敗するかもしれないからと、トレーの周囲にトイレシートや布のようなものを置くことは避けてください。
愛犬は「シートの上に足がある」ということを覚えなければならないので、トレーの外に同じもの、また似たようなものがあると混乱してしまいます。
男の子で足を上げて排泄をする場合
これはいろんな方法があります。
高さの低いケージにトレーを設置して立てない状態で排泄するとか、トレーに電柱のようにポールを立ててそこで排泄するとかもう本当に色々聞きます。
このように壁側にシートを貼る方法も結構多くの方がやっていると思います。
私が聞いた中で一番成功率が高いのは部屋の角を利用したこの方法です。
男の子のいない我が家で再現してみました。部屋の角を利用できるのであればこういう形にすれば安心です。
なお、こういう男の子トイレの問題のトレーもやはり専用のものが色々と販売されているのでそういうものを探すのもいいでしょう。
犬連れ旅行をする方は少々苦労も…
おうち以外の屋内にはあまり行かないという方はいいのですが、犬連れ旅行で宿泊施設に泊まるような場合は大きなトレーを持ち歩くことになりちょっと荷物が不便になりますよね。
「犬とホテルに泊まりたい!」という方はなるべくトレーの中で排泄できるようにするととても楽です。
以前書いた犬連れ旅行の持ち物の記事です。
この中で紹介しているのがシリコン製のトレーです。
シートがずれないように切り込みに挟み込んで使うものなので「トレー」という感覚もありません。
なので「確実にシートに四本足を乗せている」ことを教えてあげる必要がありますが、これができると本当にトイレが楽になります!
そこまではちょっと大変…という方は、なるべく屋内でせずにマメに外に連れ出してあげる必要があります。
その場合は「トレー、シートのない場所では排泄はしない」という約束事はしっかりと覚えてもらう必要があります。
それが難しい場合はオムツを使うという方法もあります。
楽しい旅行、無理せずできるだけ愛犬も人もストレスのない方法を選びましょう!
ミニピン×チワワのミックス、シェットランドシープドッグと暮らす。
愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
アクティブな犬との生活を楽しむ。