（2018年11月8日作成／2023年9月5日更新）
目指せ！ストレスフリーなダイエット～食事編～
前回の記事で、私の愛犬ロンがダイエットに取り組んだお話をしました。
その時取り組んだことといえば、まず思い出すのが、ごはんの量の調節です。
今思うのは、もっとロンも私も楽しく、ロンのダイエットに取り組む方法があったのではないか…ということです。
そこで今回は、楽しくダイエットする方法、一緒に考えてみましょう！
ご飯の量を確認しよう！
ダイエットといえばまず挙げられるのが「ごはんの量」。
人間もわんこもダイエットの鉄則として、
消費カロリー＞摂取カロリー
にすることで、うまく脂肪が減っていくことが知られています。（※）
自分で言いながら耳が痛い…。
※運動不足の愛犬の場合は、食事の見直しと並行して運動量を少しずつ増やさないと、筋肉も減ってしまうので気をつけて！
ダイエットを楽しく長続きさせるためのコツ
このように「ご飯を減らす」ことだけでもちろん体重は減っていくのですが、ここで気を付けたいのが「楽しく減量する」ということです。
3食あげていたのを2食にする等は、愛犬にとっては「もらえるべきものがもらえない」という不満につながってしまいます。
あげる回数は減らさず全体の量を減らしましょう。
また急激なダイエットは体にもとても負担になります。
普段より2割減らしてみる、1週間後にそこからさらに2割減らす、といったように目的体重になるまで徐々に減らしていきましょう。
それでは次に、普段の食生活からの見直しについて説明していきますね。
愛犬にあげている食べ物を把握しよう！
愛犬にあげている食べ物について書き出してみましょう。
①ドッグフードの量は適切ですか？
②ついつい人間のものをあげちゃってませんか？
③間食はどの程度、何をあげていますか？
では、書き出したものを見ながら…
1. ドッグフードの量は適切？
「パッケージの量をちゃんと参考にしています！」という方は多いのですが、今の体重を目安にしていませんか？
実はあなたの愛犬の体重はもっともっと軽いのが適切なのかもしれません。
または一般的なワンコに比べて運動量が少ないのかもしれません。
こちらの記事を参考に愛犬の体型を改めて確認してみてくださいね！
2.ついつい人間のものをあげちゃってませんか？
「欲しそうな表情でじっとみられるとついつい…」犬を飼ってる方あるあるですよね。
でもこれ、実は人間の方がグッと我慢すれば愛犬は諦めてくれます。（諦めるまでの期間は愛犬によるので、すぐに諦めなくても根気よく続けましょう！）
愛犬がじっと見つめていても無視して人間の食事を続ける。
とにかく無視、吠えまくっても無視、絶対に構わない／見ない！
ここでもし愛犬にストレスがかかってしまうようであれば、噛むオモチャを与えてあげるのも手です。
噛むオモチャや脳トレ系のオモチャは愛犬が集中してくれるのでおすすめ。
こちらの記事で説明しています。
3. 間食は何をどのぐらいあげてる？
ドッグフードをきっちり量っても、間食にオヤツをいっぱいあげていたら意味がなくなってしまいます…。
これも人間とまったく一緒で、ダイエット中にご飯を控えながらケーキをたくさん食べる人はいませんよね（笑）
ドッグフード以外の間食があったり、人間の食べ物をついつい食べているよ、というわんこへのダイエットを考えます！！
愛犬もストレスフリーな置き換えダイエット
何かとついつい間食をしてしまう…というわんこたちは、今日から、間食含め全てドッグフードに置き換えてみましょう！
① 上で書いたように愛犬の適切な給与量の1日分のドッグフードを用意します。
② 用意したドッグフードから、おやつとして与えたい量を抜きます。
③ 残ったドッグフードを、2～4回分に分けます。
※②はうっかりおやつ分がなくなってしまわないように、最初のうちは多めにに抜くのがおすすめです。
上記の要領でドッグフードを分けたら、食事としていつも通り、分けた分を一回として与えましょう。
4回であれば、朝・昼・夕方・夜等。
犬にとって食事は「量より回数」！
わんこ達が食事に満足する為には、「量」より「回数」であると言われています。
そもそも犬には満腹感が存在しないとも言われているぐらい「あれば食べてしまう」動物。
つまり量はあまり関係なく、一度にどれだけ沢山のご飯を食べられたかよりも、何度食べられたかで、満足感が満たされるのです。
パピーやシニアはこの方法であれば、食事の回数を増やすことでマメにエネルギーの補給ができますね。
もちろん、おやつ用として分けたドッグフードは、おやつとして、いつもと同じ様にあげてくださいね＾＾
同じ食べ物でも、回数やシチュエーションを変えることでわんこの満足度を上げ、更にドッグフードであればカロリーのコントロールもしやすいという、一石二鳥な方法です。
そういえば、意識していなかったけどいつの間にか結構おやつあげてたな～…。という方！
ぜひぜひこの方法をお試しください。
食事の回数が増えて楽しい愛犬の姿を見て、きっと飼い主さんも楽しく愛犬のダイエットに取り組めるはずですよ♪
今後も、運動でダイエット編など、愛犬のダイエットについて引き続き考えていきたいと思います！
もちろん、ダイエット中も日々の「ボディ・コンディショニング・スコア」のチェックはお忘れなく！！
テキスト：通販部リーダー 岩間
