【特集】ブラッシング道具を一挙ご紹介!
カテゴリー:お世話・お手入れ, 匂い・衛生対策, 暑さ・湿度対策
投稿日:2022年07月28日

犬は毛皮を着ています!
人間は体毛が非常に少ないので厚着したり上着を脱いだりなどして暑さ寒さを調整しています。
でも、犬はもちろん毛皮を脱ぐことはできませんから被毛は着たまま!
(夏毛と冬毛の生え替わりはありますが、それだけで外気温に完全に対応することはできません)

また、普段のブラッシングを怠ってしまうと、雑菌が繁殖して皮膚病のリスクも高まります。
ですからブラッシングがとても重要な役割を果たすのです。

ここで紹介する以外にもブラシ等の種類はありますが、一般的に使われているものを一通りご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、あなたの愛犬にあったブラシで楽しくブラッシングしましょう!


パピヨンはロングコートですが、シングルコートの子とダブルコートの子がいます。
それにより使うブラシが違ってくる場合もあります。
同じ犬種でも毛の生え方が違うことは結構あります。

写真出典:https://www.photo-ac.com/

ブラッシングの目的

見た目がそんなに気にならないし、ブラッシングはまだいいかなあ…なんて思ってる方、ブラッシングは見た目よりも犬の過ごしやすさや衛生面で考えてあげましょう。

死毛を除去することが大切

下毛(アンダーコート)は定期的に抜け変わるので、被毛の中には死毛が混在しています。
この死毛はなかなか勝手に抜けてくれるものではなく、そのほとんどがブラッシングをしないと取れません。
死毛を放置しておくと、被毛の中が蒸れて熱が逃げることなく上昇しやすいので、死毛を取り除くことが重要となります。
換毛期の柴犬などはいかにも「毛が生え替わってます」っていう感じで分かりますが、他の犬種はそんなに見た目が変わらないことが多いので、できれば毎日軽く、そして週に2回ぐらいはきっちりブラッシングしてあげたいですね!

絡まりをほぐして通気性を良くする

また、ブラッシングをしないと特に長毛種(ロングコート)は毛が絡まった状態になりやすいです。
絡まると死毛と同じく通気性が悪くなり、毛玉ができたりして余計にブラッシングがしづらくなります。
そうなると毛玉を切らなければいけなくなりますが、毛玉ができた場所によっては取りづらくなってしまって、さらにブラッシングが億劫になります。
毛玉だらけになると、最悪バリカンで刈らなければならなくなるケースもあります。
毛玉だらけになると通気性が悪くなり、汚れがたまりやすくなります。
また、皮膚が毛玉に引っ張られたりして愛犬もストレスになり、最悪の場合、皮膚の状態が悪化してしまう可能性もあります。

ブラッシングの方法!

ブラッシングの方法は被毛のタイプによっていろいろです!

短毛の愛犬にオススメなラバーブラシ

ラバーブラシ(シリコンブラシ)はスムースのシングルコートからラブラドールレトリーバーのような短毛のダブルコートまで、毛の短い愛犬にはとても便利に使えるものです。
こちらで詳しく説明していますのでぜひ読んでくださいね。

短毛も長毛も!ラバーブラシ(シリコンブラシ)使い方コツまとめ!

以下のような愛犬に向いていますよ!

(1)スムースコートと呼ばれる下毛(アンダーコート)がない・少ないタイプ

■ミニチュアピンシャー
■スムースチワワ
■ビーグル
■グレートデーン
■ウィペット
などの「ツルッ」とした犬たちです。

(2)下毛が密集しているタイプ


抜け毛が大変な代表格、柴犬…。
できれば毎日マメにブラッシングしたいですね。

写真出典:https://www.photo-ac.com/

■柴犬をはじめとする和犬
■シベリアンハスキー
■ラブラドールレトリーバー
などが該当します。

https://goguidedogs.jp/column/rubber_brush_for-_dog より

複数のブラシ、コームを使って効率よく!

長毛種は特に、被毛のお手入れがちょっと大変ですね。
だいたい以下の三つのうちのいずれかを組み合わせて使う方が多いと思います。
(ピンブラシとコームはまた改めて詳しく解説しますね)

ピンブラシ

人が使うブラシに似ていて、長毛種でも短毛種でも使える優れものです(スムースコート、つまりツルッとした犬種には向きません)。

特に長毛種は毛が真っ直ぐで、下毛(アンダーコート)が少ない、またはシングルコート(下毛がない)の愛犬はピンブラシが向いています。

スリッカーブラシ

ダブルコートの長毛種に特に適しているスリッカーブラシ。
スリッカーブラシの写真
スリッカーブラシについては以下の記事に詳しく書いてあります。

スリッカーブラシって何?使い方について知ろう!

コーム

これも、人間が使う「櫛(くし)」と同じです。

基本的にはピンブラシやスリッカーブラシでとかした後に仕上げとして、毛の流れを綺麗にするために用います。
また部分的に、足先の飾り毛や顔まわりなどの小さな絡まりをほぐすのに適しています。


ヨークシャーテリアはシングルコート。
サラサラヘアのシングルコートはマメにやれば
コームだけで済んじゃったりします。

写真出典:https://www.photo-ac.com/

獣毛ブラシ

最後に、汚れを取ったり艶を出したりする獣毛ブラシがあります。
これはお持ちじゃない方が多いと思いますが、お手入れの最後に使うとツヤツヤになるし普段から使うと汚れも取れるのでオススメですよ!


盲導犬サポートSHOPで取り扱う獣毛ブラシ。
品質が良いのでオススメです!

ブラッシング道具はいろいろありますが、使っていくと様々な発見もありとても楽しいですよ!
ぜひ毎日の楽しみに、愛犬のブラッシングを取り入れていただければ、飼い主さまも愛犬ももっと幸せになりますね!

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web担当成井のプロフィール写真

テキスト:web担当 成井徳子
ミニピン×チワワのミックス、シェットランドシープドッグと暮らす。
愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
アクティブな犬との生活を楽しむ。

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