6月に入り急激に暑くなり、また梅雨なのでおうち時間が増えますね。
そんな時はいろんな一発芸で愛犬とおうち遊びを楽しみましょう!
あなたのワンちゃんはどのような芸(トリック)ができますか?
別に芸ができなくても生活に困ることはありませんが、芸は愛犬と人のコミュニケーションを育むとっても素敵な遊びだと思っています。
ここでは道具を使わずにできる芸をいくつかご紹介します。
以前にも一発芸を紹介しました。コツも書いてあるのでこの記事と並行して読んでみてください。
今回も比較的簡単にできるものばかりを集めました!
最後に、芸を教える時のコツなども少し書きますので、最後までぜひお付き合いくださいね♪
ドッグスポーツなどで使う様々なトリックも、小さな芸を足したもの。
この「腕ジャンプ」も記事内で紹介しています♪
(正確な名称が「腕ジャンプ」かどうかは知りません笑)
一発芸トレーニングに使うもの
使うのはトリーツ(愛犬が大好きなオモチャ、またはオヤツ)だけ!
今回はトリーツをルアーとして使って教えます。
※トリーツをルアーとして使うトレーニングを「ルアーリング」と言います。トリーツで犬を誘導して行動を出す方法です。
トリーツをルアーとして使うために、少しでも出来たら『マテ』はさせずにそのままトリーツをあげましょう。
ちゃんと待ったらご褒美に…という方が多いと思いますが、『待つ』ことが強化されてしまい、一発芸をなかなか覚えてくれません。
我が家も、じっとアイコンタクトをして待ってくれちゃって誘導できず、なかなか練習にならないことがありました!
8の字くぐり
愛犬が正面から左足をくぐって、その後に右足をくぐる。(逆でも良いです)
8の字にくぐる股くぐりです。一般的には「スルー」「スルーエイト」などと言われます。
左足を回る時が「スルー」右足が「エイト」、両方続けて行うのが「スルーエイト」!
人が歩きながら犬が足をくぐって歩く「ウィーブ」よりも難易度が低いのでぜひトライしてみてください!
それではやってみましょう!レッツゴー!
Step1:股はくぐるものということを教える!
まずは股をくぐるということを覚えてもらいます。
トリーツを左手にもち、愛犬を正面に付けたら股の後ろにトリーツを見せて、「スルー」と言います。
くぐったら大喜びで褒めてトリーツをあげて一緒に遊んであげましょう。
※ここでは正面に付けていますが、ヒールポジションに付けて行っても構いません。
Step2:左足を回る「スルー」!
Step1を理解したら、次に「スルー」と言いながらトリーツを後ろから左足を回るように誘導してみましょう。
なるべく人がもたつかずにスムーズにトリーツを動かすのが肝心です!
愛犬が「?」な場合は、後ろに行った愛犬が左を向いた瞬間に正面から呼んで、来たらトリーツでも良いですよ。
「足を回る動作」をしたらいっぱい褒めてあげましょう!
Step3:右足を回る「エイト」!
左足を回れるようになったら次は右足です。
この段階では「股をくぐって足を回る」ということはもう理解しているので、「エイト」の習得は早いと思いますよ!
Step4:両方続けて「スルーエイト」
左と右ができたら「スルーエイト」で8の字に誘導してあげましょう。
これで完成!
楽しく練習できるのでぜひやってみてください!
ジャンプ!(オーバー)
人の腕や足をジャンプする芸です。
右と左を連続でやることも覚えるとちょっとかっこいい技です!
※関節などに不安、または疾患のある愛犬は必ず獣医さんなどに相談して行ってください。
また、硬くなくグリップの良い地面(または床)で行ってくださいね!
勢いよくやるととてもかっこよく、
ゆっくりやるととても可愛くできます!
Step1:足や腕を地面につけて越えてもらおう!
人の足や腕を地面につけた状態で、愛犬にそこを越えてもらいます。
愛犬がいる反対側にトリーツを持って、特定のコマンド(ジャンプ、オーバー、跳べなど)を言いながらトリーツを見せびらかしましょう。
腕や足を越えて反対側に行ってくれたら大喜びで褒めてトリーツをあげましょう!
Step2:腕や足の高さを出そう!
Step1が難なくできるようになったら少しずつ高さを出していきます。
ここで注意したいのは、急に高くしすぎると「越えるもの」ではなく「くぐるもの」と認識することが多いので、愛犬がくぐれないぐらいのほんの少しの高さにしましょう。
Step3:両手または両足をできるようにしよう!
飲み込みの早い愛犬は結構すぐにできると思うので、そうしたら両手または両足を連続してできるようにしてみましょう。
愛犬と芸を楽しむためのコツ!
アイコンタクトを教えてあげよう!
アイコンタクト、つまり愛犬が飼い主と目を合わせること。これで「愛犬が飼い主のことを意識する」ことが強化されます。
これから何をやってくれるのかな?ワクワク!
こちらの記事の後半にアイコンタクトの取り方がちょっと書いてありますので参考にしてください。
ハンドターゲットも使ってみよう!
トリーツをルアーとして使ってもうまく動いてくれない場合は、簡単で良いのでハンドターゲットを教えてあげましょう。
ハンドターゲットとは文字通り「手」を「的」にするということです。
教え方は
①手を見たらトリーツをあげる
②手につられて動いたらトリーツをあげる
上記を繰り返しているうちに手でコントロールできるようになります。
これができればとても簡単に芸を教えることができますよ!
手で誘導することができればいろんな遊びができます!
人と犬が心を合わせて取り組む様々な遊び。
犬と暮らしているからこそ体験できる喜びですね!
みなさん、たくさんの遊びを通して愛犬とコミュニケーションしましょう!
ミニピン×チワワのミックス、シェットランドシープドッグと暮らす。
愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
アクティブな犬との生活を楽しむ。