愛犬のお散歩って本当に楽しいものです。
通りがかりの人に褒められたり、愛犬に友達ができたりするとさらに嬉しさ倍増!
犬同士が遊んでいる姿もとても微笑ましい…いろんな犬と遊ばせたいという気持ちもあったりします。
しかし、良かれと思っていても意外とNGなことがあったりします。
私も自分を振り返りながら書いていきますので、犬飼い初心者の方もベテランの方も、ぜひ読んでみてくださいね!
仲良し同士なら楽しいお散歩。
でもよく知らない子のときは気をつけて。
他の犬に近づく時の注意事項
犬ってみんなフレンドリーで犬同士で遊ぶのが大好き…ではありません。
人と一緒でみんな個性に溢れています。
ですので、お互いが気持ちよくトラブルなくお散歩できるように気を配りましょう。
いわゆる「犬好き」じゃない犬もいるよ!
自分の愛犬が他の犬のことを大好きだと「犬ってみんなこうなんだ」って思っていませんか?
でも、すべての犬が犬好きとは限りません…というか、犬同士で積極的にコミュニケーションを取るのがそんなに好きではない犬もたくさんいます。
人間でも、いろんな人と仲良くする人がいれば、割と一人でいるのが好きな人もいます。それと一緒で良い悪いではなく個性です。
相手のワンちゃんがグイグイ来られるのが嫌そうであればそっと離れましょう。
※犬同士での無理な挨拶は犬にとって負担になります。匂い嗅ぎを無理にするのはやめましょう。そっとすれ違うのも挨拶です。
向こうのワンちゃんが嫌がったら離れてあげよう
ちょっと神経質な犬は、相手の振る舞いによっては警戒したり怒ったりすることもあります。
例えば突然正面から顔を近づけてくる、グイグイと匂いを嗅いでくるような積極的な子は相手に嫌な思いをさせてしまい、叱られてしまうこともあります。
そうなる前に「ちょっと様子が変だな」と思ったら愛犬を呼び寄せてその場を立ち去りましょう。
嫌な思いをした犬はそういう経験が重なると犬嫌いになってしまうこともあるので、相手のワンちゃんを尊重してあげる思いやりが大切ですね。
こちらの記事も参考にしてください。
自分の犬が警戒したらその場を離れよう
自分の愛犬が相手の犬を警戒していることもあります。
例えば数メートル先から来るワンちゃんがあなたの愛犬をじっと見つめている場合など、すれ違いざまに突然喧嘩のような雰囲気になってしまうこともあります。
また、他のワンちゃんを見てじっと伏せている時は「飛びかかろうとしている」ということもあります。
そんな時も愛犬を呼び寄せ、そのワンちゃんと反対の方向に歩きましょう。
リラックスしてお散歩しているときに
突然犬が目の前に現れるとびっくりすることも。
どんな時も周囲の環境を観察しましょう。
犬の表情の読み方の一例をこちらの記事でご紹介しています。
トレーニング中のワンちゃんにも注意してね
それから気をつけたいのが、トレーニング中のワンちゃんに近づくこと。
トレーニングは飼い主さんと愛犬が一生懸命集中して成り立つもの。
よく見たいからといって近くで見ようと思っても、できれば避けた方がベターです。
「遊び」が「喧嘩」に発展することもあるよ!
とっても楽しそうに見えますが、
実際に楽しいかどうかは意外とわからないもの。
犬の様子や表情などをよく観察することが大切。
ドッグランなどでよく見る追いかけっこやワンプロ(ワンちゃん同士のプロレスのような遊び)を楽しんでいるのを見ると飼い主さんは嬉しいですよね。
仲良し同士が道端で始まることもあります。
でも、最初は楽しい遊びでも、興奮してくると喧嘩に発展してしまうことも少なくありません。
犬には「遊び」という厳密な概念があるわけではないので、興奮すると何が起きるかわからないのです。
興奮しすぎる前に離してあげた方が安全です。
また、一見ワンプロに見えても実は一方的にやられている(いじめられている)ことも結構あるのです。
愛犬のカーミングシグナルを見逃さず、いじめられている場合は即座に人間が介入することが大切です。
カーミングシグナルについてはこちらの記事をご覧ください。
対犬対策についての他の記事もぜひ参考にしてね!
ほんの少しの気配りで、みんなが平和に楽しくお散歩できます。
犬の気持ちを尊重することは、犬をより深く理解することにつながりますね。
ミニピン×チワワのミックス、シェットランドシープドッグと暮らす。
愛犬とドッグスポーツやディスクの大会に出場し、決勝進出も多数経験。
アクティブな犬との生活を楽しむ。